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![]() 初日、メジナは38cmまでだった。 |
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![]() ![]() ![]() 食べごろサイズ(40cm)のマダイを取り込み、ご機嫌 な北村さん ![]() 婿どの(田中達也)は松の下でクロダイをゲット ![]() クロダイにヒラマサの60cmのアップを上げるが、なぜか 本命のメジナには嫌われる庄内の秋野さん。 |
寒グレシーズン到来!・・・西伊豆・松崎で今季(来季?)を占う 寒グレシーズンに入ったが今季の伊豆半島は数は出るものの、30cm前後が多く、なかなか良型のニュースが聞かれない。水温が、まだ20℃前後あり、これが原因なのだが、大型のメジナも冬の到来の感じている筈と、ダメ元で出かけて見た。 12月5日、北東の風で波3mの予報だが、風裏になる西伊豆・松崎はベタなぎ!・・・ナライ(北東風)だから当然潮は澄んで海底までスケスケの状態だ。 私は福島や山形の仲間4名で岩地大根に渡るが、サラシもなく、潮も動かない。こんな状況で開始するが予想に反し、一投目からウキが入り25cm〜30cmが頻繁に竿を曲げる。 メジナの魚影は例年に無く濃いようで、小型の下には40cm前後の良型もが見えるのだが、この小型のメジナがジャマをして大型のタナまでエサが入らないのだ。 コマセの位置をズラし、投入のタイミングをズラせるなど、いろいろ試みるが、なかなか型がよくならない。しかし、少し潮が動くと30cm〜35cmにサイズアップする。 この日は大潮・・・潮が引いたら「回り島」や「横根」に移動する予定だったのだが干潮時が近づいても潮位が下がらない。ここ最近、高潮注意報が出ているが、これも地球温暖化の影響だろう。 それにしても、今季のメジナのアタリは渋い!・・・昨年まで使用していたSからMサイズのウキでは、エサを離してしまう。SSからSSSサイズなら喰い込むのだが、ハリも5号以下の小バリでないとダメだ。1番の原因は潮が澄み、潮か動かないためだと思うが、それにしてもシビアな釣りが要求される。 磯替えもできず、干潮前の時合いに期待し、昼食を済ませて再開すると35cm、38cmとサイズアップし、その後、50cmほどのヒラマサがヒットしたが40cmアップは無いまま、この日は終了・・・翌日の仁科に期待する。 仁科の「紋蔵屋」に入り、オヤジの手作りの岩風呂で汗を流した後、TVで翌日の予報を見ると南西から西の風で波は3mの予報だ。オヤジも・・・ 「明日はダメだな、今日ヤレば良かったのに」とご機嫌ナナメ・・・しかし、夕食後に山形の秋野、そしてクミちゃんを引き連れてカラオケで熱唱して機嫌も直った。 と、言うことで翌日も松崎へ・・・仁科と隣り合わせの松崎だが、ここはめっぽう波に強く、室崎までと釣り場は限定されるが竿は出せるのだ。 まずは安全を考慮して港を出てすぐのワンドの奥の名も無いポイントに北村さんと女性のクミちゃんが渡り、「落石」「松の下」「コブ」と仲間を下ろすが、残った私と秋野さんの釣り場は無くなってしまい、仕方なくワンド奥の地磯で開始する。 仲間と出かけ、海がシケると、私はいつもここ!・・・昨年も二日連続でここに渡り、二日連続でボーズ、そして今回も・・・これ以上は無いと言うほどテンションは下がるが、なにも知らない秋野さんは・・・ 「けっこういい感じだね」と開始する。すると一投目から大きく竿が曲がった。 「うそ・・・でもメジナじゃーねぇぞ」 「クロダイかも」 「ちがうよ、そんなデッかいクロダイがいるか」・・・リールからミチイトを引きずり出し左右に走り回るところを見ると、どうやら青物のようだ。 「ボラかなぁー」 「ボラならいいのに」 「いらねぇーよ、ボラなんか」とようやく足元まで引き寄せたのは60cmを超えるヒラマサ!・・・ 「アレ、イナダ?」 「なんだ、ボラじゃーねぇのか、つまんねぇー、ヒラマサだよ」と私も開始するが、私のポイントはネンブツダイのオンパレード・・・それとは対照的に秋野さんのポイントは、まだオキアミが残ったままだ。 狭い釣り場で足元からハエ根が延び、そのハエ根を境に右はオキアミが残り、左は50m以上遠投してもネンブツダイで釣りにならない。 「アッ、頭を盗られた」 「アッ、ウキが戻っちゃった」とか四苦八苦していた秋野さんの竿が再び曲がる!・・・ 「アレ、クロダイみたいだ、なんで伊豆に来るといつもクロダイなんだろう?」と40cmアップのクロダイを取り込む。しかし、クロダイだってうらやましい、こっちはネンブツしか釣れないだから・・・昼を過ぎ、更に波も高くなったため、北村さんに連絡を入れると40cmほどのマダイと30cm弱のメジナが2尾だと言い、足元まで波が上がり出したから上がろうと言うことで納竿となった。 当日の仕掛け 渡船・まつざき丸 рO558−42−0354 宿・紋蔵屋(仁科) рO558−52−0326 BACK |