２代目クロダイ番長がかけた!・・・

「今年調子が良いんだよね、100尾以上あげたよ}というが毎日釣りをやっていれば当然だ。

とりあえずクロダイを１尾上げてお仕事終了・・・だけど、なぜか阿部課長の視線が気になった。

大塚さんに船を燃やされなかったから、９月から、また渡船を再開する予定の「由良渡船」

由良渡船
http://blog.livedoor.jp/oyster121972/
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　　　　　　　　　　　　　　マルキユー東北地区フィールドスタッフ

｢フグバイバイ｣片手にマルキユー東北地区フィールドスタッフが庄内の最強フグ軍団に挑戦!・・・

　「３度の飯よりも釣り」・・・例年なら、まだ釣り人で賑わう日本最狂(?)とも言われる庄内の磯から釣り人の姿が消えた!。理由は異常なほどのフグ・・・堤防から地磯、沖磯までフグの大群に取り囲まれ釣りにならないからだ。
　昨年もフグは多かったが、今年は異常だ。足元付近にはクサフグ、沖には泳ぎが速いことから釣り人の言うジェットフグが群れ、海底付近には赤目フグと、３種類のフグが、ガッチリクロダイやマダイをガードしているため、釣り人は手も足も出ない状態だ。。
　こんな最強フグ軍団にマルキユー東北地区フィールドスタッフ１４名とインストラクターの大塚仁人さん率いる「フグバスターズ集団」が今年マルキユーから発売された「フグバイバイ」をバッカンに忍ばせフグ退治に挑んだ。
　当初は５月の予定だったが２代目庄内クロダイ番長(初代番長の長瀬勉さんも今回参加)の秋野豊さんの「５月はまだフグが少ない」という提案で最もフグが活発な７月に変更され、開催されたのだが果たして?・・・。

「アレ、フグいねぇーよ?」
　梅雨真っ最中と言うのに連日３０℃超えの庄内だが、この日は曇り空で涼しい。７月５日早朝、由良渡船に乗り込み、由良漁港から庄内で最もフグが多いと言われる「八乙女磯」を目指して出港!・・・今回、私は別メニューで、このフグバスターズのメンバーに含まれていない。
　マルキユー研究室の阿部課長と秘密のエサを持ち、２代目番長と港を出てすぐの「トノサマ」と言う磯に下りた。すると
　「ここはマダイが食うよ」と番長・・・
　「本当かよ、こんな浅い釣り場で?」
港の目の前で水深も浅く、これまでシケで沖に行けないときになんどか竿を出したことがあるが、マダイどころかクロダイも釣れたことが無い。それでも番長の言葉を少しだけ信じてハリスは１．７号でスタートする。
　普段なら渡船が着いただけでもフグが群れるのだが、この日は見えない。沖向きの先端に立ち、恐ごわ磯ギワにコマセを少量入れるが見えない?・・・
　「おい、フグいねぇーぞ」
　「オレんとこも」と番長・・・潮はゆっくり右に流れている。コマセと離して潮下に仕掛けを入れ、回収するとハリが無い。
　「やっぱりな、いねぇー訳ねぇーよ」しかし、数投するとオキアミ(くわせオキアミハード)がときどき残りだし、まずベラ、さらにカサゴなどが食い始めた。そして１條ﾔほど経過したとき、仕掛けが立ち、シモリ始めたウキが加速し、竿先を持ち込む!・・・これを引き戻すと３５cmほどのマダイだ。
　「ねっ、マダイ居るでしょ」
　「でも、このサイズかよ」
　このマダイが食ったポイントで再びウキが入り、沖に走る・・・しかし、マダイとも違う感じで上がってきたのは４２cmほどのクロダイ。ここでエサが残らないとボヤく番長と釣り座を交代して沖向き中央に移動する。
　ここは西風が正面から吹き、その返し波で10mほど先まで海面は鏡状になっている。磯ギワにコマセを撒き、仕掛けを沖目からこの潮目で馴染ませると数分後にはエサが残るようになった。磯ハゼ、アイナメが食ってきたあと、再びウキが入る。これをアワせる強烈な引きで沖に走った。しかし、その方向の５０mほど沖に小さな磯がある。止める?・・・それとも!・・・この一瞬の迷いが災いし、マダイの勝利・・・直結部分で切れYOU・SHI製のディバイス(からまん棒)が２m以上も上にズレていた。
　「ほらね、デカいのいるでしょう」と、うれしそうな番長・・・そしてヘコむ私・・・この私のバラシで番長がノッてしまい、良型２尾(クロダイ)釣り上げてしまった。
　他の磯ではフグの多い釣り場もあり、ここでは「フグバイバイ」の効果を実感できたようだったが、フグバスターズが乗り込む情報がフグに漏れたのか、フグが少ないのは予想外だった。
　クロダイは全員で２２尾、その他、「今回マダイが釣れなかったら船に火を付けるぞ」と船長を脅して「蔵泉」(クレイズミ)に乗った大塚さんは開始早々こそフグに悩まされたようだがフグバイバイが効きはじめ、５０cmオーバーのマダイ数尾と４０cmクラスのクロダイを手にし、ゴキゲン!・・・「フグバイバイ」だが、この製品をコマセに入れてもフグが居なくなる訳ではない。「フグバイバイ」の粒をエサと間違えて噛んだときに硬いため、これを嫌ってすぐにエサに飛び付かなくなるため、エサが入りやすくなるものだ。したがって即効性はなく、時間の経過と共に効果が現れるもので、フグの数やコマセに入れる「フグバイバイ」の量によっても効果は変わる。是非お試しあれ・・・